岐阜のものづくりに触れながら、やきものの街をめぐる拠点となる宿をつくりたい

加藤 美岬

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大学でデザインを学び、卒業後は東京で化粧品やインテリアブランドの販促、プロモーションの仕事をしていました。現在は多治見にある新町ビルで、作家さんの作品や街の魅力を伝える活動を行っています。

物件を探している地域

岐阜県

  • 多治見市

やりたいこと

岐阜県は西濃、中濃、東濃、飛騨と、場所によって気候が異なり、それぞれの文化や産業が発展してきました。やきものを中心に人が集う街、多治見。そこで暮らすように、岐阜のものづくりに触れられる宿を作りたい

やりたい理由

地域を深く伝えられる宿があれば、宿泊しながらやきものを使うことで街の魅力を知ってもらう機会になります。 やきものをフックに観光客やインバウンド層の誘致をするために宿が必要であると考えます

希望物件の基本情報

エリア:岐阜県多治見市
物件の広さ:50㎡~
希望賃貸価格:~15万円
希望購入価格:~500万円
その他:基本のコンセプトは変えず、物件の特性によって部屋数を変えるなど検討予定なので、広さは幅広く考えたい

PROFILE

自己紹介

岐阜県土岐市出身。デザインや写真、コピーライティングなどのブランディングに興味を持ち、 名古屋造形芸術大学( 現 名古屋造形大学) 視覚伝達デザイン学科で学びました。

大学卒業後はイギリスの自然派化粧品ブランドに入社。販売促進部でリーフレットやDMなどの販促物のデザインを担当した後、プロモーションを売り場で表現するディスプレイの考案、POP など接客ツールの企画、制作に携わりました。

10 年間経験をした後、作り手の意思が感じられるものを紹介する仕事がしたいと思い、北欧を中心にヨーロッパのインテリア雑貨の輸入販売と、作家もののショップギャラリーの運営を中心とした事業を手がける会社に転職。フィンランドのテキスタイルブランドを担当し、営業、展示会出展、プロモーション計画 、店舗立ち上げ、プレスなど、日本でのブランド展開に従事しました。実際にフィンランドの工場を訪れ、受け継がれてきた技術を継承しながら 、現代の暮らしに合わせた製品の開発、環境に配慮した新しい取り組みなど、北欧らしいものづくりに触れ感銘を受けました。

そんな中、2020 年コロナ禍にフルリモートワークになったのをきっかけに、改めてこれからの働き方や暮らし方について考え始めました。数年前から地元である東濃の地域のブランディングに関する展示を東京で見る機会が増え、改めて地元のものづくりに注目していたので、岐阜へのU ターンを決め、現在は多治見でフリーランスとして活動しています。

新町ビル4 階のセレクトショップ「地想」を運営する図濃のスタッフとしても、作家さんの作品や街の紹介をしながら、地域のクラフトイベントやアートイベントの実行委員会メンバーとしても活動しています。また、商社さんが運営する店舗のインタービュー記事の撮影で窯元を訪れたり、多治見にまつわる人のインタビューを行う「dig」の撮影を担当し、写真を通してものづくりや街、人の魅力を伝える活動も行っています。

やりたいこと

ものづくりの文化を実感できる宿をつくりたいです。

日本のおよそ真ん中に位置する岐阜県は、山に囲まれ、川が流れる豊かな自然に恵まれた地形を持っています。
県内は西濃、中濃、東濃、飛騨と、場所によって気候が異なり、それぞれの文化や産業が発展してきました。

一つの県内でこれだけ多種多様なものづくりを行っている県は他にはなく、特に私たちが暮らす東濃は、良質な陶土に恵まれ陶磁器やタイルなど、やきものを中心とした産業が発展してきました。現在では作家や窯元、商社や関連企業が集う世界有数のやきもの産業の一大生産地となっています。

例えば飛騨の木工、関の刃物、美濃和紙、日本酒、クラフトビールに至るまで岐阜県品でコーディネートすることで、これらの文化を実感してもらえるようような宿にしていきます。

やりたい想い

13 年ぶりに戻った地元は、見える景色は昔と大きく変わらないけれど、とても暮らし心地が良い。地域で活動する作家の器やオブジェを扱うギャラリーができ、個性の光る飲食店が増え、様々な場所で作り手に出会える。
常にどこかで誰かが何かを始めようと動いていて、現在進行形で変化を続ける多治見は、たくさんの人に紹介をしたくなる街です。

そんな多治見に、岐阜のものづくりに触れながら、やきものの街をめぐる拠点となる宿をつくりたいと思っています。

◯バイヤー、ギャラリストの訪問
新町ビルで働くことを通じて、地域で活動する作家が身近な存在になり、訪れたバイヤーやギャラリストにも作品だけでなく、人や背景まで伝えたいと思うようになりました。また合わせて食文化も楽しんでもらいたく、紹介したい飲食店も日々増えています。

◯差別化されたものづくり
撮影の仕事を通じて、自分の地元には歴史のある窯元やメーカーがまだ残っていることを知りました。独自の技術を活かし、時代に合わせた新しい挑戦を続けている人たちについて、これからも伝えていく必要性を感じています。

◯地域でのイベント開催
地域のクラフトフェア、アートイベント立ち上げにより、今後さらに国内外から人が訪れる街にしたいと思っています。私も実行委員会の一員として、地元の魅力を見直し発信していきたいと考えています。

現在、多治見を訪れた人に楽しんでもらえるコンテンツは増えつつありますが、やきものの街らしさを感じてもらえる宿がないのが現状です。地域を深く知ってもらえる宿があれば、滞在期間が伸び、実際に過ごしながら、やきものを使うことにより街の魅力を知ってもらう機会になります。また、インバウンド層の誘致をするためにも宿が必要であると考えます。

そして、東京で出会った多くの友人、今まで自分が仕事で関わった人たちや、海外に住んでいる大切な人たちに、自分の暮らす街を紹介したい。そのためにも、多治見の日常が体験できる、暮らすように泊まれる宿を作りたいです。

できること・特技・趣味

企画、デザイン、写真

希望する物件について

エリア:岐阜県多治見市
物件の広さ:50㎡~
希望賃貸価格:~15万円
希望購入価格:~500万円
その他:基本のコンセプトは変わらず、物件の特性によって、 1棟貸しなのか共用タイプなのかや、部屋数を変えるなど検討予定なので広さは幅広く考えたい

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