おそらく日本初!手話が飛び交う宿をつくり、コミュニケーションを大切にした環境をめざしたい!

生まれつき耳がきこえないアラサー

竹花 亮介

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生まれも育ちも信州。
生まれつき耳がきこえない【 ろう者 】のアラサーです。
多くの聴覚障害者を雇う(株)方角で働く傍ら、聴覚障害者当事者団体にて聴覚障害者の暮らしをよりよくする活動をしています。

やりたいこと

日本の手話も外国の手話も飛び交う宿(ゲストハウス)をつくりたいです。
かといって、手話の色を強くしたいというイメージでもなく、耳がきこえる、きこえない関係なく、隔たりなく過ごせる環境をめざす宿にしたいです。

やりたい理由

きこえない人もきこえる人も心を通わせあえるようなろう者が経営するゲストハウスがまだ日本に存在していないため、先駆者として宿をつくりたいです。

希望物件の基本情報

エリア:長野県長野市(第一希望)、松本市(第二希望)
広さ:100~200平米以下
希望賃貸価格:10万円前後
その他:古きよき建物のいいところを活かしつつ、リノベして宿を営業したい。

PROFILE

自己紹介

生まれも育ちも信州。
そして、生まれつき耳がきこえない【 ろう者 】のアラサーです。ろう者とは、手話を日常的に使用する耳がきこえない人のことです。

趣味:海外ひとり旅、温泉、映画鑑賞、人の人生観をきくこと

高校卒業後、民間企業の一般事務に3年勤めました。
社会人になり、行動範囲が広がり、ろう者のロールモデルとたくさん出会う機会が増えた時に、きこえる方々にも重荷にならない範囲で共生していけるような、そういう社会づくりを目指すことで次世代を生きるきこえない子どもたちが生きやすい社会にできたらいいなと思い始めました。

その後、「もっと世界のろう者とあってみたい、海外に住んで挑戦してみたい」と思ったため、ワーキングホリデーでニュージーランドに滞在。

帰国後は長野県の聴覚障害者当事者団体の職員として聴覚障害の理解促進や手話の普及、災害支援等の事業に携わりました。

現在は、「世界中の聞こえない・聞こえづらい人が自分らしく生きられる社会構造をつくる」をビジョンに掲げ、多くの聴覚障害者を雇っている株式会社方角にアルバイトとして働く傍ら、長野県の聴覚障害者当事者団体にて聴覚障害者の暮らしをよりよくするための活動に取り組んでいます。

やりたいこと

日本の手話も外国の手話も、きこえない人もきこえる人も心を通わせあえる宿(ゲストハウス)をつくりたいです。

一般的な宿との違いとして、「デフスペース」を設けようと思っています。
「デフスペース」とは、手話などの視覚言語でのコミュニケーションが取りやすい設備などを取り入れ、ろう者が心地よく過ごせるよう設計された空間のことを指しています。
例えば、トイレの上部に小窓を設けることで、電気の灯りなど視覚的に中に人が入っていることが確認できたりすることで、ろう者も心地よく生活ができる空間にしたいなと思っています。

また、手話の語学留学みたいな感じで、手話を学びたい人が泊まって会話で手話を覚えていけるようにしたりできたらいいなと思っています。

とはいえ、あんまり、ろう者のこととか手話の色を強くしたいというイメージでもなく、耳のきこえる、きこえない関係なく、隔たりなく過ごせる環境をめざす宿にしたいです。

そして、
未来を生きるろう児・難聴児の良きロールモデルになり、
きこえない人には手話が通じる安心感を、
きこえる人には新しい価値観の提供をしていきたいと思います。

元々、人の人生観というかこれまでの人生の経験談を、じっくりと聴くのが好きなのでより深いコミュニケーションが取れる宿がやりたいです。

やりたい想い

元々、ワーホリは英語を学ぶために行きましたが、現地のろうコミュニティに溶けこんでからは英語よりもニュージーランド手話が圧倒的に伸びました。
音声言語よりも視覚言語である手話の方が私にとっては習得しやすく、そこはとても安心感がありました。

帰国後はろうコミュニティに関わる仕事がしたいと思い、社会福祉法人長野県聴覚障害者協会の法人職員として、聴覚障害者の暮らしをよりよくするために、手話の普及活動や聴覚障害の理解促進に関する事業に携わるとともに、海外からのきこえないゲストに日本をふんだんに楽しんでいただくため、観光ガイドを10組ほどしてきました。

ちょうどその頃、コロナ禍となったため趣味だった旅ができなくなり、落ちついたころに旅気分を味わうために県内のゲストハウスを訪れました。
Webデザイナー、カフェのオーナー、世界中を旅した人などなど様々な方が同じ空間にいて、とても楽しそうな雰囲気で、1対1でのコミュニケーションであればお話ができましたが、大人数になると、輪に入れなくなりました。
なんで笑っているんだろう。急に親しくなっているけれど、なにか共通点があったのかな…?

”みんな楽しそうなのに、輪に入れない。
やっぱり、耳がきこえないって辛い”

一瞬にして、集団の輪に入れなかった小学生時代を思い出しました。

“Blindness cuts us off from things, but deafness cuts us off from people”
「目が見えないことは人と物とを切り離す。耳が聞こえないことは人と人とを切り離す」三重苦であったヘレン・ケラーの言葉のとおりの空間がそこにありました。

そこにいたきこえる人たちが悪いわけではありません。でも、どうしたらみんな一緒に楽しめるだろうか。そんなことを考えていくうちに、きこえない人もきこえる人も心を通わせあえるような宿がまだ日本に存在していないのであれば、自分がつくろう!!と心に決めました。

そしてその先に、「きこえないから何もできないんだ…」とたくさんの夢を諦めていた少年時代の私。これから未来を生きる、世界中のろう児・難聴児には同じ思いをさせないよう、良きロールモデルとして、宿の経営に留めずに多方面にわたり活動をしていきたいです。

できること・特技・趣味

スキル:社会福祉士/第2種電気工事士
趣 味:海外ひとり旅/温泉/映画鑑賞/人の人生観をきくこと

希望する物件について

エリア:長野県長野市(第一希望)、松本市(第二希望)
広さ:100~200平米以下
希望賃貸価格:10万円前後
その他:古きよき建物のいいところを活かしつつ、リノベして宿を営業したい。

ひとこと

生まれつき耳がきこえませんが、声を発しての会話(口話)が可能です。少しでも気になった方はぜひお話したいです!

Instagramでいろいろ発信しています。
https://www.instagram.com/takeyan94/

 

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