非常食を“買って備える”という選択を、空き家で「大家さんと一緒に」実現したい!
株式会社ゲイト 代表取締役
五月女 圭一
東京都墨田区生まれ。下町で育ち、起業や家業再建、過労による挫折を経て食の世界へ。2010年に飲食業を始め、震災後は流通に向き合い三重県で定置網漁に参入。
物件を探している地域
全国
やりたいこと
全国の空き家の一部を使い、大家さんと一緒に非常食を分散して備える共同備蓄ネットワークをつくり、災害時に地域同士が助け合える仕組みを実現したいと考えています。
やりたい理由
災害支援の現場で、加工食品が原因で体調を崩す人を見てきました。非常時こそ消化がよく無添加の「ちゃんとした食」を、全国で支え合える形で残したいと考えたからです。
希望物件の基本情報
エリア:全国(空き家があり、地域と関われる場所)
物件の広さ:1室(4〜6畳程度)+収納スペース少々
※備蓄用のため生活動線は不要
その他: 戸建て空き家(居住可でなくても可/一部使用できればOK)
常温保管が可能な室内空間/雨漏りがないこと/鍵がかかること
使用目的:非常食(無添加レトルト)の分散備蓄拠点
※居住・営業・来客利用なし
掲載者情報 PROFILE
自己紹介
東京都墨田区生まれの江戸っ子です。
町工場や自営業が多い地域で育ち、大人たちの背中を見てきました。
大学に入る前に学習塾の経営をはじめ、父のビル賃貸業の立て直しを経て、
コンサルの上場企業に在籍中に過労で倒れ、寝たきりを経験しました。5年のリハビリを超え、食の大切さを考えるようになり、2010年に飲食業をはじめました。その後、東日本大震災をきっかけに今に至る食材の高騰から流通そのものを考えるようになり、三重県で定置網漁に参入しました。

やりたいこと
私がつくりたいのは、非常食の共同備蓄ネットワークです。
東日本大震災、能登半島地震を経験し、支援を通じて、強く感じていることがあります。
災害が起きたとき、大量に作られた加工品が一気に配られます。
その多くは、とりあえず空腹を満たす目的です。
特にベテランが、慣れないカップラーメンやパンなどを食べて、体調を崩し、医療支援を必要とする場面も経験しました。
私は、災害時こそ、ちゃんとした食が必要だと思っています。
体調を崩しやすい状況で、 消化がよく、余計な添加物のない食事をとれること。
それは、医療や福祉と同じくらい大切なことだと思っています。
そこで、
三重県熊野市で行っている自社の定置網漁で獲れた天然魚を使い、
無添加のレトルト食品「お魚ごはん」をつくっています。
レトルトなので、常温で保存できるため、非常食の備蓄としても、各所で採用いただいています。
ただし、実際の大きな災害の場合は、ご自身が被災すると、その備蓄した非常食が活用できるとは限りません。
なので、災害の一箇所に集めて保管するのではなく、
全国の空き家に分散して共同で備える。
備えたら、仲間で助けあう。
それが、私の構想です。
▼防災食 紹介ページ
(株式会社ゲイトwebサイト)
獲れた魚を現地で加工し、東京で提供する独自流通を構築し、大好評いただきました。
しかし、コロナ禍で全店舗を閉じる決断をします。
その後、
無添加のペットフード事業を立ち上げ、
原料確保から製造まで一貫した体制を整えました。
現在は、過去の経験に基づき
防災食・備蓄食の可能性を広げています。

やりたい想い
この取り組みは、寄付でも、無償提供でもありません。
なぜなら、
善意だけに頼る仕組みは、続かないからです。
非常食を「購入」してもらうことで、
・漁業が継続する
・お魚の価値が正当に評価される
・地域の産業がつくられる
そしてその食は、
災害時に命を支える備えになります。
応援と備えが、同時に成立する。
そんな関係性をつくりたいと考えました。

希望する物件について
空き家は、
使われていないようで、
災害時にも必ずそこに残る場所です。
私は、空き家を
「余っている家」ではなく、
まだ役割が決まっていない場所だと思っています。
空き家を持つ方は、
すでに地域の中に「備えの余白」を持っている人です。
空き家オーナーさんにお願いしたいこと
お願いしたいのは、とてもシンプルです。
・非常食を購入していただくこと
・空き家の一部に備蓄していただくこと
「貸す」「売る」だけが、 空き家との関わり方ではありません。
この関わり方で生まれるもの
この参加によって、空き家は——
・災害時に、誰かを支える場所になる
・漁業や地域産業を下支えする存在になる
・防災やCSRを、実体ある行動として示せる
使われる家でも、稼ぐ家でもない。
応援している家。
そんな在り方があってもいいと思っています。
最後に
あなたが非常食を「買って、備える」ことで、
その空き家は、
誰かの命を支える場所になります。
お魚ごはんの非常食は、お医者さんや病院と一緒に進めているプロジェクトです。
ぜひ一度、声をかけてください。