• プレスリリース

逆転の発想で流通していない空き家課題に取り組む!さかさま不動産気仙沼支局イベントのお知らせ

 株式会社On-Co(本社:三重県桑名市、以下On-Co)が運営する、物件を借りて挑戦したいことがある人の想いを可視化して貸主を募集するサービス「さかさま不動産」。
 昨年立ち上がった宮城気仙沼支局の1周年記念として、チャレンジ精神に富む人を可視化する、さかさま不動産気仙沼支局イベントを1月30日(月)に開催します。
 地域に密着した方々と共に取り組むさかさま不動産支局。宮城県気仙沼、広島県東広島、長野県辰野、岐阜県多治見、愛知県西尾、栃木県鹿沼と、全国に広がりつつあります。

2040年には空き家率40%超

 少子高齢化や人口減少などにより増え続けている空き家。2040年には空き家率は40%を超えると予測され深刻な社会問題となっています(※1)。国土交通省によると、売却・賃貸等のために情報を広く一般に提供してもよい所有者は15.6%のみ、情報公開はしたくないものの、まちづくりのための利活用であれば検討するという所有者は70%以上というデータが出ています(※2)。 ※1 総務省の住宅・土地統計調査 ※2 国交省「空き地等に関する所有者アンケート

さかさま不動産の狙い

 さかさま不動産は、空き家の情報ではなく「借りたい人」の情報を開示してマッチングをするサイトです。従来の仕組みを逆にすることで、「貸す人は選びたい」「家情報を公開せず借り手を探したい」と考える潜在的空き家の所有者へのアプローチや、チャレンジ精神を持つ人を地域に誘致することが可能となります。
 現在サイト上には「スタイリストの秘密基地」「気軽に演劇が出来る劇場をつくりたい」などの夢や想いが綴られています。

人口減少への一策として気仙沼支局の立上げへ

 気仙沼支局を立ち上げたのは、東日本大震災支援をきっかけに愛知県から移住し、会員制シェアードワークプレイス「co-ba」の気仙沼オフィスを運営する杉浦恵一さん。
 杉浦さんは東日本大震災の直後に、愛知県安城市から東北に駆けつけ支援活動を開始。同年7月には気仙沼に支援者が寝泊りできる拠点を構え、その後も若者の起業支援や仕事創出など形を変えながら気仙沼での活動を続けてきました。 
 宮城県気仙沼の人口は、震災前は7万5000人前後でしたが、令和4年には約5万9000名と減少が続いています。杉浦さんは、現地が直面する人口減少への一策として、昨年1月にさかさま不動産の導入に至りました。

オープンしたSLOW HOUSE @kesennuma

交流人口を増やす宿泊施設がマッチング!

 杉浦さんのもとには、様々なバックグラウンドを持つ若者が人生の余白を求め訪れており、長期滞在が関係人口の創出と移住促進に繋がると強く感じていました。
 2022年1月にさかさま不動産気仙沼支局の開局イベントを開催。自身のやりたい想いを具体的に表明したところ、「地元のためにがんばってくれているのを応援したい」と物件情報が集まりました。2022年7月には、マッチングした物件で、短期宿泊のゲストハウスと長期滞在のシェアハウスをかけ合わせた施設「SLOW HOUSE @kesennuma」(宮城県気仙沼市幸町1-3-3)をオープンさせています。

改装前

想いを表明する機会を創るイベント

 借り手から想いを表明する効果を実感している気仙沼支局。開局1周年を機にイベントを行い、チャレンジ精神に富む人と、空き家所有者や街との関係性をフォローする流れを強化します。地域にとって「場」が出来る意義なども交えて、トークイベント形式で開催予定です。

気仙沼支局イベントについて

日時:2023年1月30日(月)19:00~21:00
場所:co-ba KESENNUMA(宮城県気仙沼市南町2-2-25)
内容:①ゲストトーク ②気仙沼支局トーク ③参加者による想いプレゼンWS ④交流会
ゲスト:合同会社オフィスキャンプ坂本大祐|On-Co 水谷岳史|太田憲明 
料金:無料 定員:30名(オンライン配信有)
主催:さかさま不動産気仙沼支局 
担当:杉浦 
連絡先:info@ima210.com 
申込:https://onl.sc/hJeBknQ

今後の展開

 持続可能なまちづくりにおいて大切なのは、ただ空き家をうめるのではなく新たな仕事と文化を生む、より良いマッチング。地域を支える方々との連携を図り、空き家を介した新たな価値を創造できるよう努めます。
■2/13 さかさま不動産定例会 1部 http://ptix.at/ZqY2LO |2部 http://ptix.at/6F0xfR
■1/28 栃木鹿沼支局開局イベント 
■2/8 沖永良部支局開局イベント

【参考】さかさま不動産について

 空き家発生の抑制と活用促進に向け、空き家の所有者と活用希望者を仲介する新たなスキームが求められる中、国土交通省「まちづくりアワード2022」にて”潜在する空き家の流通に繋がる画期的な発想”として特別賞を獲得しました。自治体やまちづくり団体から相談も増えており、①移住希望者や空き家活用の需要はある ②空き家は沢山ある ③借りられる空き家がない ④地域にとって良い移住者を選ぶ必要がある という共通課題が視えてきています。2022年からはさかさま不動産支局の展開を始め、空き家を介した関係性づくりを、風土や課題を理解した人たちが地域密着でフォローする仕組みを拡げています。

さかさま不動産気仙沼支局について

住所:宮城県気仙沼市南町2-2-25 co-ba KESENNUMA
電話:0226-25-8131
メール:info@ima210.com
担当:杉浦

株式会社On-Coについて

代表:水谷岳史/藤田恭兵
創業:2019年3月
所在地:三重県桑名市西別所1375
事務所:愛知県名古屋市西区新道1丁目13-15昭和ビル(マダナサソウ)
HP:https://on-co.jp/
ミッションは関わる人々の主体性を向上させ、挑戦が溢れる面白い世の中をつくること。強みは社会に必要と感じた概念を具現化すること。さかさま不動産や丘漁師組合、上回転研究所、マダナサソウなどのPJを展開している。

本件に関するお問い合わせ  

窓口:福田     
TEL☎:080-5984-7800   
mail✉:support@on-co.co

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