• マッチング者

15件目「物語を求める人のための会員制私立図書館をつくりたい」

店舗管理やキャリアコンサルタント等に従事する堀川美紀さんの挑戦。美術大学時代に、作品の根底に幼少期に読んだ物語が在ると気付き、いつか本を軸にした場を開く夢を抱くようになりました。

 30代に入り、仕事とライフイベントの両立に悩む人たちが周りに増えてきたこともあって、人や本の物語を通して、偶発的なロールモデルとの出会いを生む場の必要性を強く感じるようになりました。そこで2年程前から、自分の暮らす街に、ひとりでも誰かとでも思い思いに過ごせる、会員制図書館を創る物件を探していました。

 マッチングした場所は、三軒茶屋にある木造3階建ての保護猫譲渡型賃貸「サンチャコ」(世田谷区太子堂4-6-6)。1階は道に面しており、ギャラリーや飲食ができる場と、保護猫がいるワークスペースになっています。堀川さんは1階の空間に、私設図書館の要素を段階的に組み込む予定。間借りという形でコストを掛けず本当にやりたい事に特化することで、人と街の物語を紡ぐ場を目指します。

 大家は、保護猫と暮らす大の猫好き東大史さん。相続で引き継いだ物件を、2020年に猫と三軒茶屋の魅力に触れる場として、サンチャコを設立。猫を通じて生まれる関係性を大切にしており、現在約30名いるボランティアさんと保護猫を世話するコミュニティを形成しています。

 大家業として意識しているのは、築年数ではなく、特定の趣味や嗜好を持つ人が集まるコンセプトを露見させること。街に関与する余地がある不動産を目指し、コミュニティの活性化を考えている中、さかさま不動産で堀川さんの想いを発見して意気投合しました。

 「誰でも良いわけではなかった。段階的に堀川さんと場やコミュニティを共有していくことで、双方と猫にとっての最適化を図りたい」と東さんは話します。

堀川さんの記事はこちら↓
https://sakasama-fudosan.com/lessee/monogatari-kaiintosyokan/