• その後の物語

共感から始まる「さかさま」の出会い

マッチングせず。でも「さかさま」でよい出会いがありました

さかさま不動産では、大家さんから「この人に貸したい」という連絡が、月に10件ほどは入ってきます。
例えば2026年2月は、12件の大家さんからのお声がけがあり、うち2件は双方詳細を相談したいということでお引き合わせをしています。
(ほかの方は、立地や家賃、使用条件などが合わない、とご辞退されたケースです)

具体的な指名がないけど、「誰かに使ってほしい」「こういう人はいないか?」なども含めると、毎日のように大家さんからのご連絡があります。

掲載者の藤井さんは、大家さんとのメッセージのやりとりを経て、実際に現地の内覧に行かれました。結果的にはマッチング(物件をお借りする)には至りませんでしたが、

「とても素敵な出会いがありました」

と報告をしてくださいました。

「焼き窯あります」陶作家にオファーをくれた大家さんとの出会い

2026年2月。
ネットで見たとさかさま不動産に登録してくれた大家さん。
備考欄には「焼き窯があります」。
そして「掲載中の藤井さんにぜひつかってほしい」とご連絡をいただきました。

大きな窯を移動させる必要があることもあり、気軽に引っ越しすることは難しい。
でもガス窯の設置や汚れ、作業に必要な広さなど、
借りるにあたってお伝えしておきたい物件の条件もありました。
記事では、制作やものづくりに向けた想いを丁寧に紡いでいます。

ちなみに陶作家の藤井さんがさかさま不動産に掲載したのは2024年5月。
1年半ほど前の記事ですが、丁寧に紡いだ想いは色あせることなく、
確実に大家さんに届くことになったのです。

共感してくれる大家さんとの出会い

オファーをくれた大家さんも、実はアーティストさん!
(ご紹介の段階では運営も把握していませんでした)。

内覧でお会いしたお二人は、
なぜ藤井さんにお声がけくださったのか、
お互いどんな作品を作っているのか、
どのように活動しているか、
たくさんお話しされたそう。

大家さんとしても物件をどうしていくかまだ迷っている点もあり、
藤井さんが借主として物件探しの中で得た情報や感じたことなどをお伝えする逆転の場面も。

アーティスト同士として、また貸主ー借主として、新たな出会いからそれぞれの持つ情報をシェアし、刺激を受け、とても大切な時間だと感じたと藤井さん。

「大家さんも自分も、いい方向に進んでいけたらいいな」。

物件を見つける過程にも、おもしろさ

結果的には、マッチングには至りませんでした。

それでも思わぬ大家さんとの出会い、内覧の機会にとても喜んでいただきました。

藤井さんからは
「物件を見つけることが目的ですが、その過程での出会いや交流も面白いですし、さかさま不動産ならではだと思います。 このような機会をありがとうございます!」
と報告がありました。

藤井さんが同じアーティストの大家さんと出会えたことは、
きっとそのお立場でしかわからない不安や事情を理解してくれる心強さを感じたのでは、
と思います。

これまでにも、飲食店初心者の借主が、飲食店経験のある大家さんと出会い、
物件のほかにも事業についてアドバイスをもらって心強かった、と言っていたマッチングがありました。

物件を借りて
「何をやりたいのか」「どうしてやりたいのか」。

借りたい想いを公開し、それを見てくれた大家さんから連絡をいただく「さかさま不動産」だから、
出会う前から応援や共感、理解の気持ちをもってオファーしてくれることが多いと感じています。

必ずしもマッチングしなくても、
物件を介して出会い、想いや情報を交換し、応援される関係性が築かれることがあり、
こういう積み重ねがさかさま不動産のおもしろさ、なのかもしれません。

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