入院する子どもたちを支える犬「ファシリティドッグ」の国内育成拠点を作りたい!

認定NPO法人シャイン・オン!キッズ ファシリティドッグ®︎育成マネージャー

川﨑慎也

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私たちは、重い病気とたたかう子どもたちとご家族のために活動するNPOです。長い入院生活をおくる子どもたちが、少しでも前向きに治療に臨めるようにホスピタル・ファシリティドッグ®︎と共に応援しています。

物件を探している地域

東京都

  • 全域

神奈川県

  • 全域

やりたいこと

ホスピタル・ファシリティドッグ®︎の育成拠点を拡張したいです。地域の方や入院経験のある子どもたちと共に新たなコミュニティを構築し、病気と闘う子どもたちやご家族が孤立しない社会を目指します。

やりたい理由

2030年度までに10頭以上のファシリティドッグの育成が必要です。現在活動中のファシリティドッグの後任犬育成に加え、ファシリティドッグを新たに導入したい病院からの問い合わせが顕著に増加しました。

希望物件の基本情報

エリア:神奈川県を中心に病院でのトレーニングに向かいやすいエリア(横浜横須賀道路や東名高速など、主要道路近く)
物件の広さ:150平米以上(広ければ広いほど)
希望購入価格:7000万円以下
その他:動物飼育に関わる修繕可否など条件あり

PROFILE

自己紹介

【川﨑慎也のプロフィール】
1988年神戸市生まれ、神奈川県鎌倉市育ちです。

幼少期から実家で犬を飼い、大学時代には仙台で飼い主と一緒に暮らせなくなった犬や猫、ポニーを保護する施設で、合計2~3か月ボランティア活動を行いました。その活動を通じて犬と人との絆の大切さに気付き、その後アメリカにある、世界で唯一「犬学」を教えるバーゲン大学に入学しました。

3年間、介助犬の育成について学び、卒業後は補助犬の育成施設戦争による精神障害を負った方々を支援する犬の繁殖・育成や、組織のマネジメントに携わりました。これらの経験を通じて、計10年間にわたり技術と知識を深めることができました。

自身に子どもが生まれたことをきっかけに、次世代を担う子どもたちへのサポートに関心を深めました。2024年4月に帰国し、「シャイン・オン!キッズ」に入職。現在は、病気の子どもとその家族を支える活動に従事しています。

【シャイン・オン!キッズの紹介】
シャイン・オン!キッズは「入院中の子どもたちを笑顔に」をミッションに掲げ、入院や長期療養中の子ども達が笑顔を忘れずにいられるように、小児がんや重い病気と闘う子どもたちとその家族をサポートするプログラムを提供しています。団体設立のきっかけは、理事長キンバリの長男タイラーが、2歳を目前に白血病との闘いの末、短かすぎる生涯を閉じたことに遡ります。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験を役に立てたい、と団体を立ち上げました。

▼「シャイン・オン!キッズ」詳細は公式サイトをぜひご覧ください
https://sokids.org/ja/

提供プログラムの一つである「ホスピタル・ファシリティドッグ®︎」による動物介在療法 は、病院ではたらくための専門的なトレーニングを積んだ犬が、専任のハンドラー(ペアを組む臨床経験のある看護師)と病院に常勤し、重い病気の子どもたちが治療を前向きに捉えられるよう、ベッドでの添い寝や服薬の応援、痛い検査や手術室までの付き添い、リハビリ支援などをするものです。シャイン・オン!キッズではハンドラーやファシリティドッグの育成、医療機関への派遣、病院や外部専門家と連携した医療安全・感染対策や関連領域の研究や提言などを行っています。

この取り組みはメディアにも取り上げていただき、医療現場から「導入したい!」という声が増えてきました。

やりたいこと

現在より広い育成拠点で、より多くのファシリティドッグを育成したいと考えています。現在活動中のファシリティドッグの後任犬育成に加え、導入希望の病院も増えており、2030年までに10頭以上のファシリティドッグを育成することを目指しています。

やりたい想い

2023年に初めて神奈川県内に拠点を構えた時は、候補犬3頭でのスタートでした。

私たちは、2030年までに10頭以上のファシリティドッグ育成を目標にしていますが、トレーニングを受けたすべての候補犬がファシリティドッグになれるわけではありません。

そこで、15〜20頭ほどの候補犬をトレーニングする計画です。そのために、候補犬たちが快適に生活できる、より大きな拠点が必要なのです。

また、育成事業では、退院したお子さんやご家族に育成に参加・協力いただく「一緒にファシリティドッグを育てる」体制を作りたいと考えています。そう考えたのは、コロナ禍での経験がヒントになりました。

コロナ禍では、ファシリティドッグ育成に欠かせない「病院やホスピス、介護施設などで専門的なスキルを学ぶ」機会を得ることに大変苦戦しました。

そんなピンチを救ってくれたのが、もともと入院中にファシリティドッグと触れ合った経験を持つご家族たちでした。「病院での練習が難しいので、ご自宅に伺っていいですか?」というお願いに、二つ返事でご快諾くださいました。退院したお子さんやご家族に練習相手になってもらうことは、候補犬にとっては貴重な練習機会になり、退院後のお子さんやご家族の心のケアにもつながる。双方にとって価値ある時間になったのではと強く感じました。

これまでの15年間に培った経験と子どもたちとのネットワークを最大限に活かして、新たな拠点でファシリティドッグを育成し、全国のこども病院に送り出して行きたいです。

――――

今年1月より物件探しに奔走していますが、やはり希望条件にあう公開物件が非常に限られています。その中でもなんとか見つけようと、約20軒ほど内覧をしてきましたが、大型犬 複数頭を飼育予定であることや、法人契約となる旨をご相談すると、前向きなお返事がいただきにくいのが現状です。

アメリカでは、ファシリティドッグのように心理的サポートを担う動物が法律により認められ、一般社会にも広く認知されています。トレーニング施設として物件が借りやすく、ファシリティドッグの育成や導入が進み、たくさんの子どもやその家族が、闘病や治療に向かうサポートを受けています。

日本でもそうした環境をより多く作りたい、との思いで活動しています。ぜひ、私たちと一緒にファシリティドッグ育成を支えてくださる方にお声がけいただけると嬉しいです。

希望する物件について

エリア:神奈川県を中心に病院でのトレーニングに向かいやすいこと、またハンドラーとドッグトレーナーの連携が取りやすいエリアで探しています。
-横浜横須賀道路(三浦郡、横須賀市、三浦市、逗子市、横浜市栄区、横浜市金沢区)
-東名高速(川崎~用賀IC周辺、東京都狛江市)
-第三京浜(京浜川崎IC周辺)
-東名高速(横浜市青葉区、緑区)
-第三京浜(横浜市都築区)
物件の広さ:150平米以上(広ければ広いほどありがたいです)
希望購入価格:7000万円以下

その他物件使用の詳細について

スタッフ(1、2名)と候補犬が住み込みで運営する居住型拠点、もしくはトレーナーと犬が日中のみ滞在する非居住型拠点を探しています。
動物飼育に関わるため、修繕可否や環境について要望が多くなってしまいますが、ご連絡いただければ一度お話しを伺ったり具体的なご相談をさせていただければと思いますので、お気軽にお声がけいただけると嬉しいです。

⓪共通の物件条件について

▼契約等
・法人契約が可能
▼動物飼育に理解のある環境
・隣近所と離れている(犬が吠えても大丈夫)もしくは理解のあるご近所
・商店街や住宅密集地でない(子犬の歩行練習が安全に行える)
・普通車でのアクセスが可能な場所
・大型犬4~6頭前後と猫の飼育が可能(猫は、ファシリティドッグに猫を慣らすためのトレーニング目的で飼育します)
▼リノベイト可能物件
・床材は水に強い素材に変えられる(おしっこなどがしみこまない。畳×)
・敷地に柵を設置できる
・バリアフリーなスロープを設置できる
▼その他
・駐車場が最低2台(3台以上が望ましいです)
・下水がしっかりしている(毛が詰まらない)

①居住型拠点(スタッフ(1、2名)と候補犬が住み込み)の場合

▼間取り
・4LDK以上、Lはトレーニングや研修に使いやすいように広め希望
・スタッフが最低2人それぞれ寝泊りできる部屋がある
▼その他
・広めの庭:10坪以上

②非居住型拠点(トレーナーと犬が日中のみ滞在)の場合

▼間取り
・トレーニングや研修に使いやすい広い部屋(希望は約100m2以上)
・倉庫に使える部屋
・トイレ、ランドリースペース、キッチン(最低限犬猫用の食器やおもちゃを洗える水場)
・ミーティングなどに使える作業部屋
▼その他
セキュリティがしっかりしている
室内に大きな部屋があれば、大きな庭は必要ないが排泄をする草地希望

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