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全世代が学び合い、みんなで育て合う交流拠点を作りたい!

NPO法人木の子 代表理事

菊地 ユミ

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川島区の民宿がキッカケとなり2018年に川島区源上耕地に移住。
現在、「全ての人に健やかさと幸せを」を理念に、里山の自然の中で多世代が共に学ぶフリースクール「里山スクール木の子」を運営しています。

やりたいこと

全世代が学び合う学校でもあり、家のように安心できる居場所にもなる拠点を作りたいです。学ぶこと=生きることだと思うので、学びと暮らしを分けず、暮らしの中で自然と学べるような活動にしたいです。

やりたい理由

現代社会のつながりの希薄化が大人の余裕の無さを作り、子どもの居場所を奪っていると感じるため。みんなで育てて支え合い、学び合う場が必要と思うから。

希望物件の基本情報

エリア:辰野町川島区(一ノ瀬、飯沼沢)
物件用途:多世代の交流場所、事務所
理想賃貸金額:5万円以下
理想購入金額:100万円以下
物件の広さ:100平米
その他:トイレ、キッチンのある物件。

PROFILE

自己紹介

千葉県四街道出身。
結婚を機に横浜に住み始めました。

夫がアトピーになったことがキッカケで食品に気を使うように。
良い食品を取り扱っている場所を探している中で行き当たったのが「月のもり」という民宿でした。

そこで田んぼなど様々な体験をしながら3年ほど通っていました。
その後、本格的に住もうと思い、1年くらいかけて家を探し、自分で直しながら2018年に辰野町の川島区源上耕地に移住しました。

現在は、ヨーガクラス運営や、「全ての人に健やかさと幸せを」を理念に、里山の自然の中で多世代が共に学ぶフリースクール「里山スクール木の子」を運営しています。

里山スクール木の子は、現在地域の公民館や民宿を借りて、活動しています。スクールは、日中クラスと放課後クラブに分かれます。

日中クラス(9時30分~14時)は①乳幼児親子対象クラス「どんぐり」②不登校児童生徒対象クラス「わかば」③高齢者向けクラス「かえで」の更に3つに分かれます。
放課後クラブ(15時~17時30分)は、自然遊びが中心の「木の子クラブ」です。

里山スクール木の子では、自然との調和、他者との調和、自己との調和という3つの「調和力」を育てることを目標にしており、自然との関わり、多様な人々との関わり、そして何よりも自分と調和する意味で自己表現する時間を大切にしています。

自然との調和を大切にしているので、多少暑くても外で畑作業をしたり、寒くても外で遊んだりします。真冬でも子ども達が望めば水遊びもします。

他者との調和を大切にしているので、日中クラスは年代ごとに明確に分けず、3つのクラスは自由に行き来できるようにしています。世代を超えたつながりの中から学ぶものも多いからです。

自分との調和を大切にしているので、自分のココロとカラダの状態を常に確認し、表現するようにスタッフも働きかけていきます。時々、ヨガや瞑想を通じて、自分自身と向き合う時間も設けています。

自由でルールや制限も特にない。あれをしなければ、これをしなければというのもないので、もしかしたら逆に、多少の刺激=ストレスを感じる場面もあるかもしれません。例えば、小さい子が遊び始めて作業が思うように進められなかったり。畑は自然に任せた自然農法なので、育てていた作物がうまく育たなかったり。

でも、それらストレスに上手に折り合いをつけて対処し、乗り越えていく力=調和力が、これからの時代を生き抜く上でとても大切だと思うのです。

小さい子が飽きて遊び始めたら、一緒に楽しめる方法を考える。作物がうまく育たなくても、育てたプロセスが楽しかったと気持ちを切り替える。

心の科学であるヨーガや生命の科学であるアーユルヴェーダ等、生きるための智慧に触れながら、自然と調和し、他人と調和し、そして自分自身と調和していく力を身につけてもらうことを、木の子では目標にして、現在も活動しています。

 

やりたいこと

公民館等の公共施設だと、どうしても出来る活動に制限がかかってしまいます。より自由に活動の幅を広げていきたいという思いがあり、拠点が欲しいと思うようになりました。

自分たちの拠点が持てたら、焚火でご飯、自家栽培の野菜作り、加工食品づくり等、昔の人々が当たり前に毎日やってきた自給自足に近い暮らしを実現して、色々な学びが出来たらと思います。

例えば、こんな1日が過ごせたらと思います。

朝来たらみんなでヨガと瞑想をして自分のココロとカラダに意識を向け、今の自分の状態を言語化して1日を始めます。
その後、乳幼児クラスの「どんぐり」は、お天気が良ければ近所にお散歩に出かけて自然遊び。
不登校児童生徒向けクラスの「わかば」では、お昼に使うための薪を準備して、畑に向かいます。お昼ご飯に使えそうな野菜があれば収穫して持ち帰り、調理が手伝いたい子どもは手伝う。調理よりも体を動かしたい子ども達は薪割りや畑作業を続けます。
高齢者クラスの「かえで」は、たわしを編んだり、干し野菜や漬物作り等。

お昼は、わかばの子ども達が薪で火を起こして、皆でスープを作り食べる。

午後は、少しまったりタイム。
どんぐりの子たちは絵本を読んでもらったりお昼寝したり。わかばの子ども達は本を読んだり、学校の勉強をしたり、おやつを作ったり。かえでの人たちは、お茶を飲んでおしゃべりしたり、どんぐりの赤ちゃんたちと遊んで交流したり。

15時以降は、木の子クラブ。
学校から帰ってきたら、おやつボックスの中からそれぞれ好きなおやつを選びます。
室内で宿題をしてもいいし、好きな本を読んでもよし。
体を動かして遊びたい子は、庭で鬼ごっこをしたり林の中に冒険に出かけたり。
暑い季節なら川遊びをしてもいいかもしれない。(大人の見守り付きで)
お友達と過ごしても、1人でゆっくり静かに過ごしてもいい。

基本的には自由だけど、とても大切な生きるための智慧を自然と学び身につけていく。
そんな活動が出来たらと思っています。

やりたいことの理由

ヨーガ療法士の仕事をする中で、心の不調や体の不調を訴える人たちを見てきました。不調の原因を探っていくうえで、子どもの頃のことを話していただくのですが、親から言われた言葉、学校での経験等、子どもの時に感じたこと、経験したことが大人になってからの不調に大きく影響していることを知りました。

子ども時代に言われた言葉、経験したことはとても大切。
その事実を知ったときに、私自身もドキっとしました。
自分はキチンと子育てが出来ているだろうか。自分も未熟なので時に感情的になってしまうこともある。生涯残る傷跡を残してしまっていないだろうか。。。?

おそらくこの不安は私だけではなく、子育て中の親、子どもに関わる人全てが感じることかもしれません。そう思った時に、「みんなで育てる場が必要」と思いました。

昔は、人と人とのつながりが強く、地域の子どもは地域で育てようという雰囲気がありました。そして、子ども達は近くの大人の真似事をして、生きる術を学んでいました。子育てのやり方も自然と学ぶことが出来ました。でも今はそれが希薄化して子育ての責任は個人へと移行し、心理的負担がどんどん大きくなっているように感じます。また、核家族化によって、子どもを産み育てるための智慧の継承もしにくくなり、子どもを育てるために必要な当たり前のことを学ぶ機会も少ないのです。負担の多さは大人の余裕の無さを生み、子ども達の居場所を奪っているようにも思います。

年代も属性も様々な人が集う場では、個人の能力の差が浮き彫りになります。
だからこそ、支え合おうという雰囲気が生まれます。
自分が出来なければ他の人にお願いする。
自分が知っていることは人に教える。逆に、知らないことは教えてもらう。
活動をみんなが支え合い、その中で学びあい、育ちあう場が必要と心から思うので、
木の子の活動を続けています。

できること

代表理事の菊地は現在は認定ヨーガ療法士(心のケアの専門家)。また、イギリスのIOE(現:UCL教育研究所)の教育社会学修士も持っています。その他スタッフには、社会福祉士、保育士、調理士、栄養士、作業療法士がいます。

 

物件情報

エリア:辰野町川島区(一ノ瀬、飯沼沢)
物件用途:多世代の交流場所、事務所
理想賃貸金額:5万円以下
理想購入金額:100万円以下
物件の広さ:100平米
その他:トイレ、キッチンのある物件。

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