1mmでも世の役に立つ障害者グループホームを作りたい

医療法人社団たいようのき 理事長

木村卓二

香川県生まれ
医者をやっています。
総合診療を中心にこれまで医師を行い、2017年12月から在宅医療クリニックを開業しました。

やりたいこと

”過ごしたいところで過ごせるような当たり前の社会の実現”を在宅医療を中心に行いたいと思い、2017年12月オリーブ在宅クリニックを開業しました。2021年6月1日に法人化。
障害者と障害者をみるご両親をすみかで支えたいとおもい2022年からの活動としています。

やりたい理由

中学2年の夏休みのとき、職場体験で病院見学をさせてもらうことが出来ました。当時まだ存在していたいわゆる老人病院でした。なぜ、見学に参加したのかははっきり覚えていません。ただ、はっきりと覚えているのは高齢者が鎖に繋がれ、やせほそっている光景でした。
木村にとって祖父母は戦争から日本を復興させたヒーローだと思っていました。其のヒーローが、自分の目の前で、思ってもみなかった姿でいる。
”これでいいのか?命の冒涜ではないか?何かできることはないのか?”
と考えて医師になりました。

医学部に入ってしっかり勉強すれば、あの現状をなんとかできる、自分の努力次第!と思って6年間学びました。
しかし医学部6年間の授業では”臓器を治せばすべてOK”という授業や”まずは内科学をきわめれば地域医療はできる”という医学教育のおごりをしり、外科で胃がんの胃をとれば根治術、でも、胃の形成不全でうまれてきた子は先天性疾患という矛盾の論理。とったら治って、最初から無ければ病気…この人達は一体何をいっているのだ?というのが医学部の授業でした。其の末理解したことは”病気はほとんどのものが治らない”
じゃあどうする?自分の6年間の学びはどうすればいいのか?愕然としたころ、偶然、家庭医療学を知りました。家庭医療学の最大の特徴は個人は社会の中で生きる、社会は個人の影響をうける、すべてのバックグラウンドを医療として活かすというもの。これしかない!と思い家庭医療学を専門とすることとして愛知県にやってきました。

その実践の中で”在宅医療”に出会います。
在宅医療は”こんにちは”、とまわって穏やかに過ごしている日常の中に溶け込む医療、そんなイメージでした。しかし実際の在宅医療の現場は、病気や障害をかかえながら、生活が制限され、不安に思いながら過ごし、それを支える家族も24時間休みなし。医療は家族を対象とはしない、家族の苦労が取り沙汰されることはない。そんな生活の姿がありました。

自分は山火事の火消しに向かう一羽の鳥に過ぎないことはわかっているが、それは立ち止まる理由にはならない。
病や障害、その他どうしようもないことで憂き目に合う世の中に当たり前をとどけたい。
医療も必要ですが、それ以上に必要なことは生活を続けていくための工夫、それを支えるための知恵、いつでも支えてくれる人です。この生活の中で、どれだけ医療がサポートできるのか?臓器別の専門家ではなく生活背景を含んでアプローチする家庭医療学をバックグラウンドにした僕らが関わってみてもいいんじゃないか?と思い、徹底的家族支援、さらにまちのありかたも変える、そんな世界をめざす在宅医療専門のクリニックを開業しました。

希望物件の基本情報

エリア:名古屋市守山区
物件の種類や広さ:4-5LDK
理想の賃貸額:とくになし
理想の購入金額:賃貸で考えています。
その他条件:障害者総合支援法準拠です。
・1部屋の広さは7.43㎡以上(和室4.5畳)
※収納スペースは含まない
・200㎡未満の物件
・4名以上の居室
・トイレ、風呂は最低1か所
・有窓

PROFILE

”過ごしたいところで過ごせるような当たり前の社会の実現”を在宅医療を中心に行いたいと思い、2017年12月オリーブ在宅クリニックを開業しました。2021年6月1日に法人化。
障害者と障害者をみるご両親をすみかで支えたいとおもい2022年からの活動としています。

中学2年の夏休みのとき、職場体験で病院見学をさせてもらうことが出来ました。当時まだ存在していたいわゆる老人病院でした。なぜ、見学に参加したのかははっきり覚えていません。ただ、はっきりと覚えているのは高齢者が鎖に繋がれ、やせほそっている光景でした。
木村にとって祖父母は戦争から日本を復興させたヒーローだと思っていました。其のヒーローが、自分の目の前で、思ってもみなかった姿でいる。
”これでいいのか?命の冒涜ではないか?何かできることはないのか?”
と考えて医師になりました。

医学部に入ってしっかり勉強すれば、あの現状をなんとかできる、自分の努力次第!と思って6年間学びました。
しかし医学部6年間の授業では”臓器を治せばすべてOK”という授業や”まずは内科学をきわめれば地域医療はできる”という医学教育のおごりをしり、外科で胃がんの胃をとれば根治術、でも、胃の形成不全でうまれてきた子は先天性疾患という矛盾の論理。とったら治って、最初から無ければ病気…この人達は一体何をいっているのだ?というのが医学部の授業でした。其の末理解したことは”病気はほとんどのものが治らない”
じゃあどうする?自分の6年間の学びはどうすればいいのか?愕然としたころ、偶然、家庭医療学を知りました。家庭医療学の最大の特徴は個人は社会の中で生きる、社会は個人の影響をうける、すべてのバックグラウンドを医療として活かすというもの。これしかない!と思い家庭医療学を専門とすることとして愛知県にやってきました。

その実践の中で”在宅医療”に出会います。
在宅医療は”こんにちは”、とまわって穏やかに過ごしている日常の中に溶け込む医療、そんなイメージでした。しかし実際の在宅医療の現場は、病気や障害をかかえながら、生活が制限され、不安に思いながら過ごし、それを支える家族も24時間休みなし。医療は家族を対象とはしない、家族の苦労が取り沙汰されることはない。そんな生活の姿がありました。

自分は山火事の火消しに向かう一羽の鳥に過ぎないことはわかっているが、それは立ち止まる理由にはならない。
病や障害、その他どうしようもないことで憂き目に合う世の中に当たり前をとどけたい。
医療も必要ですが、それ以上に必要なことは生活を続けていくための工夫、それを支えるための知恵、いつでも支えてくれる人です。この生活の中で、どれだけ医療がサポートできるのか?臓器別の専門家ではなく生活背景を含んでアプローチする家庭医療学をバックグラウンドにした僕らが関わってみてもいいんじゃないか?と思い、徹底的家族支援、さらにまちのありかたも変える、そんな世界をめざす在宅医療専門のクリニックを開業しました。

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