奄美にアーティストの発信基地をつくりたい！

自己紹介

幸大（息子）：
宮崎県出身。高校には野球の推薦で入り、周りのサポートもあり3年間部活を続けましたが、怪我で続けることができなくなりました。
元々、読み書きが苦手で学校の勉強にはあまり集中できない子どもでした。体育・音楽・美術の授業は得意で、中でも絵を描くことが好きだったので、芸術系の大学に入りました。

大学での専門は彫刻で、絵画や彫刻など好きなことに没頭できる大学生活はとても楽しく、作品作りを通して自分の世界も大きく広がりました。短期間で仕上げる制作スタイルなこともあり、在学中に350点以上は作品を制作したと思います。お金も作品を保管する場所も無かったり、とにかく描きたい想いが強すぎて、ロールのキャンバス紙を買い込んで切りっぱなしのまま使っていたこともあります。

大学卒業を迎えた時、企業に就職して社会人を送る自分の姿が想像できず、自分の特性を活かせる芸術活動をしながら生きていく方法を探しました。父からのアドバイスもあり、親戚がいて、子どもの時に遊びに行ったりもしていた奄美大島に拠点を移しました。今は親戚の家に住まわせてもらいながら、アルバイト代を作品作りに注ぎ込んで制作活動を続けています。
進路に悩んだ時はいつも父が話に耳を傾けてくれ、自分の想いや自分でも気付かなかった個性を引き出してくれました。今は離れてくらしていますが、頻繁に連絡を取り合い生き方を相談できる良き理解者です。

浄一（父）：
両親とも奄美出身ではありませんでしたが、幼少期を奄美大島で過ごしました。現在は宮崎県で自営業で輸出会社を経営しています。
この春20代の息子が芸術系の大学を卒業しましたが、作品制作に没頭する姿や、息子の作品を見た人から声をかけて頂ける様子をみていると、普通に企業に就職するより、芸術活動に重点を置いて生きていく力を身につけてほしいと思っています。
今後も息子が長く芸術活動を続けていくには、都会にいるよりものんびりした島での暮らしの方が息子には合うのではないかと考え、自身も幼少期を過ごし、いまも親族が住んでいる奄美大島での生活を勧めました。

やりたいこと

住居・アトリエ・ギャラリー・カフェを兼ねた施設を作りたいです。
彫刻が専門で立体物の作品制作も多いため、大型の作品も収められる廃校のような大きな空間がいいです。
現在は一人で活動していますが、ゆくゆくは同世代の若いアーティストが集まり世界に作品を発信出来る基地のような施設をイメージしています。

やりたいことの理由

島に移住して、自分の住んでいる集落のイベント（敬老会）で絵を描いたのをきっかけに、近所の方々の口コミで、ストリートピアノ7台・壁・船などに絵を描いて欲しいという依頼が次々に舞い込みました。
今は親戚の家を間借りして生活している状況で、今後大きなメディアの制作依頼や、自分の制作ペースの速さも考えると、作業・保管・発表の空間として広くて大きな作業場が必要です。できれば作品制作に没頭できるよう、同施設内または近くに居住スペースもほしいです。
集落の人や子どもたちとの交流も楽しく、同じアーティスト仲間や展示を見に来てくれた人が交流できる場所として、ゆくゆくはカフェも併設できたらと考えています。

作品制作以外の経験値が不足しているため、施設の運営や管理については、応援してくれている父をはじめ家族のサポートを受けながらやっていきたいと思います。

物件の情報

エリア：奄美群島、できれば奄美大島だと嬉しいです。
物件種類：倉庫、一軒家、古民家、テナント
物件用途：アトリエ、ギャラリー、住居、店舗（飲食）
理想賃貸金額：3万円以下
物件の広さ：最低50平米以上
その他：郊外でもOK。４トンのトラックが入れるスペースがある物件。駐車場が5台以上のスペース確保できる場所。ピアノ等大型家具が入るような入り口のある倉庫。